新年の風物詩となっている平成24年茅ヶ崎市消防出初式が1月8日(日)、茅ヶ崎市役所西側駐車場で開催される。午前9時30分から始まる式では、はしご乗りや子どもたちによる演技などが次々と繰り広げられる。
出初式は年の始めに消防職員、団員の士気を高揚し、職務遂行への決意を新たにするとともに、消防力を市民に公開して一層の認識と信頼を深め、防火思想の普及を図ることを目的に毎年この時期に開催されているもの。その起源は古く、江戸時代に時の老中、稲葉伊予守正則率いる火消隊が、上野東照宮前で顔見せの儀式「出初」を新年に行ったことが始まりと言われている。例年、服部信明茅ヶ崎市長をはじめ、消防関係者など約700人が顔を揃える一大行事となっている。
当日は市長や消防団長の挨拶が行われる他、長年に渡り消防活動に従事した人、優秀な分団などが表彰される。また、出初式の華といえる華麗なはしご乗りやまとい振り込みといった伝統の技が茅ヶ崎古式消防保存会によって披露される。さらに市内の保育園・幼稚園などの園児たちからなる幼年消防クラブによる演技や消防署部隊による救助・救護演技なども行われ、例年、消防分団による一斉放水でフィナーレを迎える。
問合せは消防本部消防総務課【電話】0467・85・9940(荒天の場合は市総合体育館で式典のみ開催)。
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