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茅ヶ崎版 公開:2012年1月6日 エリアトップへ

「平成24年茅ヶ崎市成人のつどい」で成人のことばを述べる 滝口明美さん 旭が丘在住 20歳

公開:2012年1月6日

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「恩返し」を言葉に込めて

 ○…「今までお世話になった両親、友人、茅ヶ崎に感謝の気持ちを伝えたい」。1月9日に行われる「成人のつどい」で成人のことばを述べる意気込みを話す。舞台に上がることに対しては「緊張よりも楽しみな気持ちが大きい」と笑顔。中学時代に生徒会長を務めていたことから、昨年春に中学の恩師から声が掛かり実行委員になった。5月からの話し合いでは「意見がぶつかることもあったが、少しずつまとまりました」。皆忙しい中でも時間を作って集まり、例年とは異なる企画も立てた。その「茅ヶ崎ゆかりの人によるトークショー」の企画が形になるにつれ、実行委員の心も一つになったという。「皆で準備を進めてきたので成功させたいです」

 ○…現在大学2年生で日本語学を専攻。きっかけは「日本語独特の言い回しや敬語、若者言葉に興味をもっていたから」。疑問を解決する中で新たな疑問が湧き「日本語学」の奥深い世界に魅せられている。来年度はゼミも始まり「歌における詩の意味を追求したい。和歌と現代のJ―POPという一見かけ離れたものの中にある、共通意識を研究してみたい」のだという。その探究心は尽きることがない。

 ○…趣味は歌うことと走ること。小さい頃から合唱団に所属し、大学ではアカペラサークルも立ち上げた。高校時代は陸上部に所属し、400m走を専門にしてきた。「興味を持つとすぐ行動に移す」という持ち前の好奇心を原動力に、趣味の幅を広げてきた。

 ○…将来の夢は「教育と音楽に関わる仕事をすること」ときっぱり。小中学生の頃に出会った恩師を目標にし、また趣味の歌も生かしたいのだという。「それまでは『教員』を目指していましたが、20歳という節目に目標を見つめ直し、広い視野で自分の可能性を見出したい」。人生のテーマとして掲げる「恩返しをすること」を忘れずに、今後も夢に向かい歩んでいく。
 

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