復興へ「がんばりっこ」 いやしの会が人形制作
市内浜之郷在住の川端麻理さんと円蔵在住の篠裕子さんらが中心となり活動する「いやしの会・茅ヶ崎支部」が「がんばりっこ人形」を制作している。
この活動は、東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市で避難所生活を送る人たちなどを支援しようと行われているもの。
川端さんは同市で暮らす友人が被災し、被災地の人の心のケアをしようと現地の友人宅を利用して、仲間とともに10月と1月にワークショップを開催した。その際に持ち寄ったお手玉の中に偶然紛れていた人形を現地の人が気に入り、復興に対する願いを込めて「がんばりっこ人形」と名付けた。手のひらサイズの人形は羊毛で作られていて、両市のグループの間でそれぞれ制作されている。
茅ヶ崎市内では、3月3日(土)にちがさき市民活動サポートセンターで開催される「さぽせんワイワイまつり」で1個500円で販売する。売上金は全て義援金として気仙沼市に寄付される。川端さんと篠さんは「人形を作っている人や手に取る人を見ていると自然と笑みが生まれています。やがて日本中が笑顔になってくれることを願っています」と想いを込めていた。
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