茅ヶ崎版 掲載号:2012年3月9日号

3月10日・11日に開催する文教大学湘南校舎演劇部の卒業公演で舞台監督を務める

高村 裕太郎さん

文教大学4年生

柔軟に変化する演者

 ○…文教大学湘南校舎演劇部「劇団また旅」の卒業公演で、入部以来初めて舞台監督を務める。「今までリーダー的な役割を経験した事がなかったので、お世話になった演劇部に今後の方向性を示せれば」と立候補した。部員23人をまとめ、練習場所の確保やスケジュール管理など、公演の成功へ向けて奔走する。

 ○…入部したのは大学2年生の5月。それまでは、ほとんど演劇を観に行ったこともなかった。1年間授業を受けるためだけに大学に通い、ふと思った。「このままでは、大学生活がもったいない」。そんな時にたまたま見つけたのが、演劇部新入生歓迎公演の告知。一人で観にいったその公演に、大きく心を動かされた。題材はホラー。しかし、その仕上がりに圧倒され涙が溢れた。「自分と同年代の人がこんなに本格的な演技をしているなんて」。元来、内向的な性格だが、公演の直後、意を決して演劇部へ入部した。

 ○…初めて舞台に立ったのは、入部から10ヵ月後。2年上の先輩の卒業公演だ。絵に描いたように「ガチガチ」に緊張したその公演を「とても辛かった」と振り返る。台詞さえ覚えればいいのだろうと高をくくっていたが、大違い。声の出し方、話すスピード、体の動き…。演じることの難しさを痛感し、同時に演技の楽しさにも気付いた。「自分じゃない自分が演じられる。舞台の上では普段できないこともできるんです」

 ○…入部して変わったのは、大学生活だけではなかった。部員からは、入部時から最も印象が変わったと指摘され、青森県の実家でも「説教くさくなった」と言われた。性格の変化は自分でも感じる。演じる役から受ける影響も大きい。「台本はヒントでしかありません。その役がどんな日常を送っているのか、台詞に込められた思いを考えて演じています。卒業後も演劇は続けていきたいですね」。これからも演じる度、役に導かれ柔軟に変化を続ける。
 

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