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茅ヶ崎版 公開:2012年5月11日 エリアトップへ

目指すは「野菜目線」 非農家出身の河澄さんが新規就農

公開:2012年5月11日

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「安全で新鮮なものを届けます」と河澄さん
「安全で新鮮なものを届けます」と河澄さん

 松が丘在住の河澄祐介さん(44歳)が、このほど非農家出身者として茅ヶ崎市内で2人目となる新規就農者となった。

 河澄さんは愛媛県に生まれ、大学進学を機に上京。東京での一人暮らしで自炊をする中で「新鮮で美味しい野菜が少ない。自分で食べるものは自分で作りたい」という思いを抱き、自宅で野菜栽培を開始。卒業後は愛媛に戻り、木の伐採の仕事を始めたが「やっぱり美味しい野菜を作りたい」という思いは募る。40歳の頃に一念発起して農家研修を始めた。まずは地元農家から指導を受け、その後は紹介を受けて三浦市内の農家へ。そんな中、直売に訪れた茅ヶ崎で、人や街のあたたかな雰囲気に触れ「この地で農家をやっていこう」と決意が固まったのだという。

丁寧な作物を

 「大量生産ではなく、丁寧に作り近隣の消費者に直接届けること」がモットー。現在も市内の農家で研修を続けながら、芹沢の約17a(アール)の畑で露地栽培を行っている。作目は葉物、豆類、根菜類など様々で年間60品目を予定している。「安全で美味しい野菜を新鮮なうちに食べてもらい、喜んでもらえることが一番嬉しいです」と河澄さん。主にカフェでの直売、飲食店への卸しを行っており、販路拡大のために日々奮闘している最中だという。

 目指す野菜作りは「人間目線でなく『野菜目線』。自然に成長する力を引き出し、野菜の生育リズムに合わせ、良いタイミングで手添えをするんです」ときっぱり。今後は「固執することなく、様々な農法の良いところを試しながら、自分ならではの野菜作りをしていきたい」と決意を話す。「まだスタートしたばかりなので、これから頑張らなければ」と話していた。
 

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