茅ヶ崎市は、現在再整備を行っている「(仮称)柳島キャンプ場」のプレオープン日を11月1日(木)に予定しており、準備を進めている(本格オープンは2014年4月予定)。6月議会で補正予算、9月議会で条例案の承認を目指している。
同施設は以前まで神奈川県が所有しており、「柳島青少年キャンプ場」として運営されていた。昨年3月に閉鎖し、今年4月に県から茅ヶ崎市に施設移譲に関する協定が締結された。 現状では宿泊棟が新たに完成し、管理棟などその他の整備も順次行っていく。また、駐車場のスペース確保や津波対策にも着手。補正予算が承認された後に、県と調整しながら施設入り口付近に津波避難階段を設置する予定だという。
県営時代は青少年の育成を目的とした施設運営を行っていたが、「幅広い層の方に利用してもらいたい」と茅ヶ崎市。また、「この施設は色々な可能性を秘めている。利用者の安全面やより良い運営方法を考えながら整備していきたい」と話していた。
庁内で検討チーム立ち上げ「枠越えた運営を」
茅ヶ崎市は5月29日に「(仮称)柳島キャンプ場」の運営法を決める上で、庁内で検討チームを立ち上げた。担当課を越えてメンバーを募集し、3年間を掛けてより良い施設を目指していく。
「施設のあり方を考えていきたい。キャンプ場という枠にとらわれずにやっていきたい」と茅ヶ崎市。県営だった頃の施設利用者は年間1万6203人(2009年度)。8月の利用者が3524人だったのに対し、2月は428人。8倍以上の開きがあり、夏以外のシーズン利用者増の対策も今後の検討課題に挙げられる。また、利用者層の拡大を目指す上で、これまで禁止されていた酒類の持込なども再検討するという。「庁内で色んな知恵を出し合っていきたい」と茅ヶ崎市は語っていた。
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