大勢の地域住民が参加
茅ヶ崎市菱沼海岸の緑自治会と浜須賀連合自治会の共催で５月26日、地震対策の説明と津波ハザードマップの素案説明会が浜須賀会館で開催された。
神奈川県が先ごろ発表した新「津波浸水予測図」で、同地域は地震によっては浸水被害エリアになることが明らかになっていた。このことを受けて今回、地域有志らが住民を対象にした説明会を開催したもの。
当日は住民ら約50人が参加。最初に市役所建築指導課職員が、市の地理的状況や関東大震災と阪神淡路大震災の詳細を説明。これら規模の震災が発生した時の心の備えなどを訴えた。
続けて行われたのが防災対策課職員による「津波ハザードマップ」（素案）の説明。ここでは津波への備えや避難手順についての説明などが行われた。参加者は職員による詳細な解説に真剣な表情で耳を傾けていた。主催者の一人は「東日本大震災では避難所も開設されるなど、津波への恐怖が残った。高齢者の方などにも聞いて頂きたかったので地元で説明会を開催しました」と話していた。
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