7月1日付で国際ロータリーの理事に就任した 松宮 剛さん 緑が浜在住 65歳
奉仕の理想を追求
○…世界中のロータリークラブの連合体「国際ロータリー」の17人の理事の1人に選ばれた。理事は所属クラブの推薦を受けて、様々な承認のもと選出。今年7月から2年間の任期で、年4回開かれる理事会では世界中のロータリーの指針などを決定する。「大役を任され身が引き締まる。これまでの経験を生かし尽力します」と意気込む。
○…35歳の時、大学の先輩でもあった同業の歯科医師に誘われ、茅ヶ崎湘南ロータリークラブに入会。「勉強会に参加し、ロータリーの哲学・精神に共感した」と当時を振り返る。以来活動にのめり込み「会員同士が親睦を深め、自己啓発を進めて培ったエネルギーを、職業を通した奉仕活動に生かすのが醍醐味」とロータリーについて熱く語る。現在までに会長や地区のガバナーを務め、着実にキャリアを積んできた。
○…滋賀県出身。祖父、父ともに歯科医師の家系に生まれ育ち、東京の歯科大への進学を機に上京。卒業後は銀座の歯科に勤め、独立の際紹介された緑が浜を一目で気に入り開業した。松宮歯科医院の院長として30年以上「ブラッシングや歯周病の正しい予防方法を指導しています」。趣味は学生時代に味の魅力に惹かれたワインで、ソムリエ協会に所属していたほどの愛飲家。クラシック音楽も好きで、幼い頃から稽古していたバイオリンやチェロを弾きこなし10年ほど茅ヶ崎交響楽団オーケストラに所属していたことも。高校の同級生の妻との間には、4人の子どもに恵まれた。
○…今後も「ロータリーを通して学ぶことは常にあるので、生涯携わり『奉仕の理想の形』を追い求める」という姿勢は変わらない。また本業については「70歳まで歯科医師を続け、その後は妻と世界各地を巡りたい」ときっぱり。もちろん大好きなワインやクラシック音楽も欠かさない。「好きなことはとにかく追求していきたい。ただそれだけです」と笑顔を見せていた。
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