クリーニング店跡で汚染 浜見平の土壌・地下水
9月21日に市内浜見平で土壌・地下水汚染が発見された。これは浜見平のクリーニング店の閉店に伴い、同事業所の管理者が神奈川県生活環境の保全等に関する条例に基づく調査を行い、その結果報告により土壌と下水道に汚染が確認されたもの。
事業所内の2地点で調査を行った結果、テトラクロロエチレン、トリクロロエチレン、シス―1、2―ジクロロエチレンによる汚染が確認されたという。
また、浜見平団地敷地内で事業所から地下水の流向下流側(南方向)50〜100m付近6地点に観測井を設け、地下水水質調査を実施した。その結果は全て基準以下だったという。
汚染の原因は、事業所で2002年8月までドライクリーニングの溶剤として使用されていたテトラクロロエチレンとみられる。また、合わせて確認されたトリクロロエチレン、シス―1、2―ジクロロエチレンは、テトラクロロエチレンの分解生成物と考えられるという。
市環境保全課は「現状を調査し、結果を公表するとともに、適切な処理を進めていきます。周辺住民の方の健康への影響は無いので、心配なさらないで下さい」と呼びかけている。
今後市は、事業所から地下水の流向下流側(南方向)に向かい周辺500m以内の井戸の地下水水質調査を行い、周辺地下水への影響を調査する。この結果は判明次第公表していくという。
また、市は事業所管理者に対し、県条例の規定に基づき適切な浄化対策を実施するよう指導していく方針だ。
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21日午後から交通規制4月19日 |
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