「ミソノ」が県一位に 乳牛共進会経産部門
乳牛の体の美しさや飼養技術を競う品評会「2012年度神奈川県乳牛共進会」が10月21日に綾瀬市で行われ、茅ヶ崎市内で酪農業を営む吉田牧場(堤1520)の乳牛「グッドフィールド M ゴールド ミソノ」(4歳)が、経産(出産経験のある雌牛)の部でチャンピオンに選ばれた。茅ヶ崎市から出品された乳牛が経産の最高位を受賞するのは12年ぶり3回目となる快挙。県内11市町から57頭が出品された同大会で、まっすぐとした背筋や毛並、乳房の美しさが評価され見事頂点に立った。
同牧場では吉田幸男さん(56)、妻・恵子さん(55)、息子・雅章さん(32)と寛隆さん(31)、寛隆さんの妻・良美さん(31)の家族で120頭ほどの乳牛を育てている。牧場主の幸男さんは「入賞できてとても嬉しい。幼い牛の頃から手をかけて丁寧に育ててきた甲斐があります」と話す。
今回入賞した乳牛は、11月23日(金)に静岡県御殿場市で行われる全国大会「全日本ブラックアンドホワイトショウ」に県代表の1頭として出場する。雅章さんは「大会ごとに会場の気候が違うので、全国大会会場の気候に合わせて乳牛のコンディションを整えるのが大切。大会当日にベストな状態にできるよう頑張ります」と意気込んでいる。
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