「歌で幸せ届けたい」 声楽家の酒井悦子さん
市内甘沼在住の声楽家・酒井悦子さん(51)。12月2日(日)に茅ヶ崎市民文化会館で行われる「第九演奏会」にソプラノ担当で出演する。一昨年に初出演し、2回目の参加となる今回。「当日が楽しみ。壮大な演奏会になると思います」と話す。全国で活動する酒井さんにとって、茅ヶ崎との関わりを持つ貴重な機会。「地元を感じることができるステージなので、楽しんで歌いたいです」と意気込む。
東京都生まれ。中学生の頃父の仕事の関係で藤沢市へ。その後茅ヶ崎市に移り住み30年以上になる。
音楽との出会いは幼稚園の頃。「とにかく歌うことが楽しかったです」。幼稚園教諭や母の勧めでピアノを習い始め、中学からは声楽に自身の適性を見出して、本格的に歌い始めた。東京藝術大学声楽科を卒業後は憧れていたミラノへ留学。帰国後はプロの声楽家として活動し、指揮者・小澤征爾との共演をきっかけに活動の幅を広げ、劇団四季「オペラ座の怪人」に出演したことも。現在はNPO法人に所属し、福祉施設や個人の家など様々な場所でコンサートを開いている。
これからも「一生涯歌い続け、歌声で人を幸せにしていきたい」という思いを胸に活動していく。
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21日午後から交通規制4月19日 |
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