市内にFM放送局の開局を目指している市民によるワークショップが12月1日、茅ヶ崎市役所7階大会議室で開催された。10月から始まった同企画は今回が4回目となる。
当日は平塚コミュニティ放送(FM湘南ナパサ)の松下雄太郎制作部長と、茅ヶ崎市の山崎正美企画部長による講演に約30人の参加者が耳を傾けた。
ナパサの運営について具体的な状況を解説した松下氏からは「(経費や人材確保など)裏方の立場から言わせて貰えば、楽しいことの先には辛い現実もある」と厳しい言葉も聞かれた。
続いて登壇した山崎部長は市の広報の現状と課題を説明。「市は公共サービスなどを民間にお任せする領域を広げています。民間主導で情報発信が出来る組織を立ち上げるなど機運が高まれば、多角的な支援も可能だと思います」と語った。
また市が進めている新庁舎内に放送スタジオ設備を導入することについても、庁舎設計の時間は限られているが想定自体は可能との見解を示した。
今回がラストチャンス
ワークショップの藤田邦一運営委員長は「今回初めて行政関係者に出席してもらいましたが、(地域FMについて)肯定的な雰囲気を感じました。過去に何回か立ち上げの話がありましたが、今回はラストチャンスかもしれない。年明けには設立準備委員会を立ち上げたい」と話していた。
年内最後のワークショップは12月15日(土)午後1時から同会場で行われる。参加自由。問合せは事務局上田さん【携帯電話】090・5402・3962へ
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