「茅ヶ崎七福神おどり隊」の会長を務める 齋藤 初江さん 萩園在住 67歳
「楽しむこと」で人に福を
○…七福神に扮したメイクや衣装で、音楽と鐘や太鼓の拍子に合わせて踊る「茅ヶ崎七福神おどり隊」。自身は大黒天に扮し、2月3日(日)に菱沼八王子神社で行われる節分祭に出演する。節分祭出演は今年で3回目で「自分たちが楽しんで踊ることで周りに福を招きたい。この活動が地域活性に繋がれば」と意気込む。
○…「地域の人々に幸せと元気を届けたい」と2009年に発足した「おどり隊」の会長。立ち上げのきっかけは2007年にテレビで、宮城県などの郷土芸能「七福神踊り」を見たこと。「この活動ができたら」と考える中、宮城県南三陸町夢大使の千葉幸記さん(矢畑在住)に出会い、千葉さん企画の宮城県への団体旅行に参加。現地で七福神踊りを見て「迫力があり圧倒され、参加者から茅ヶ崎でもやろうと声が上がりました」。月に1回程度練習し、衣装は家に眠っていた着物などを使って手作りした。そして2009年4月の大岡越前祭で初披露。「衣装を着て七福神になりきっているから、緊張しませんでしたね」と振り返る。
○…横浜市出身。結婚を機に夫の実家がある茅ヶ崎へ移り住んだ。一人息子が小学生の時に、子ども会会長を務めたことで地域活動に携わるように。PTA役員や推進協などで活動し「様々な人に会い、地域の力になる活動が好きだから自然とできたのだと思います」と振り返る。趣味は旅行。夫や友人と国内海外問わず訪問し「特に上海やニューヨークが印象的でしたね。街や人に大きなパワーをもらいました」
○…「おどり会」は現在14人で平均年齢は67歳。基本的にボランティアで、市内の施設や自治会の祭などで昨年は8回程披露した。声が掛れば「時間や体力が許す限り、福を届けたいと思います」。今後は3月2日(土)に行われる「サポセンまつり」にも出演予定。これからも「明るく楽しく、人に喜んでもらう」をモットーに活動する。
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