県立茅ケ崎里山公園(芹沢1030)の谷(やと)の家で、3月25日(月)まで「桃のお節句(ひな飾り)」の展示が行われている=写真。これは毎年恒例の展示で、今年で3回目となる。時間は午前9時から午後4時まで。
この段飾り雛人形は同公園に寄贈されたもの。8段飾りは1972(昭和47)年のもので、7段飾りはそれ以前のものとされている。昔から子や孫の幸せと無病息災の願いを込めて飾ったという。
つるし雛の発祥は伊豆地方と言われている。展示されているつるし雛は里山公園の職員による手作りで、約100ある雛の裏には大根や唐辛子といった野菜の由縁や鳩などの鳥に関する文章が書いてある。
今展示は、多い日は450人を超える来場者があり、盛況ぶりを見せている。これを見た人の中からは「娘に買ってあげた頃のものだと思った。顔つきが懐かしい」と当時を振り返る声も聞こえたという。
今回は、これ以外にも折り紙などで作った小さな雛飾りが8点と、1932(昭和7)年に着用された七五三用の晴れ着も展示されている。入場無料。詳細は、里山公園【電話】0467・50・6058へ。
茅ヶ崎版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
21日午後から交通規制4月19日 |
|
<PR>