茅ヶ崎版 掲載号:2013年3月1日号
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希望舞台茅ヶ崎公演 力強く生きる孤児描く 市内有志が開催を実現

メンバー(右上から時計回りで)藤田香代子さん、平山さん、溝口さん、長久正子さん
メンバー(右上から時計回りで)藤田香代子さん、平山さん、溝口さん、長久正子さん

 戦争で家族を失った子どもたちと新米和尚が奮闘する様子を描いた舞台「焼け跡から」が3月19日(火)に茅ヶ崎市民文化会館で上演される。作家、西村滋氏による作品を劇団「希望舞台」が全国で演じる初演が茅ヶ崎で開催される。主催の「『焼け跡から』を観る会」はそれぞれの思いを持った市内有志の集まりだ。

 死者10万人に上った1945年3月10日の東京大空襲。学童疎開中に両親が行方不明になったり、空襲で自分だけ生き残った孤児たちと、戦後に帰国して呆然としている寺の後継ぎが一つの握り飯を分け合ったことから始まるストーリーは実際の出来事がベースになっている。

 「私たちの記憶に残る空襲の辛い話だけど、人間味溢れる希望舞台に共感して引き受けました」と話すのは市内富士見町の溝口優子さん(88歳)。溝口さんの呼びかけで集まったのが観る会だ。実際に東京大空襲を体験した平山良吉さん(鶴が台在住)は「全て戦争が引き起こした事実。戦争さえ無ければ、という思いは強いです」と今でも悔恨の思いは消えない。

 今の日本は東日本大震災を経験し、この作品に共感できる人もいるのではという観る会メンバー。「当時のぶつかり合いながら友情を育んでいく様子はこれからの時代に必要なことだと思うんです」(溝口さん)。現在は会のメンバーらが市内寺院や団体などに公演の支援を呼び掛けている。

山田洋次監督も作品にエール

 戦争が終わったら親子3人で富士登山をする約束を信じる少年らがエンディングに歌う「富士山」。自らが孤児であったという西村氏による描写は、映画監督の山田洋次監督が「あの苦しみを知っている人にだけ表現できる涙と笑いの世界」と賛辞を送っている。

 溝口さんは「この劇を通じて本当の人間関係を築くことが大切だというのを知ってもらえたら嬉しいです」と話している。
 

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