茅ヶ崎ブルーフェニックス 悲願の全国初優勝 タグラグビー選手権大会
第9回サントリーカップ全国小学生タグラグビー選手権大会が先ごろ国立競技場他で開催され、茅ヶ崎市立香川小学校の児童で構成される「茅ヶ崎ブルーフェニックス」(南関東代表)が優勝。一昨年に次ぐ、2度目の出場で初の栄冠を掴んだ。
8人のメンバーの中で5人が女子部員という出場チームの中でも珍しい構成で大会に挑み、予選リーグから熱戦を繰り広げた。中でも2大会連続優勝の強豪・ATハンズボンズ(近畿1代表)戦ではリードを許したものの、粘りのプレーで引き分けに持ち込むなど2勝1分の首位で決勝トーナメントへ駒を進めた。「この試合で選手たちが最後まで諦めずプレーできたことでチームに勢いが出ました」と田村誠コーチは振り返る。
満員の国立で歓喜の輪
国立競技場で行われた準決勝と決勝はスタンドがほぼ満員に埋まった。準決勝のリトルブラックス(近畿2代表)戦はシーソーゲームとなったが3―2で振り切ると、続く決勝でも最後まで集中力を切らさず、吉島SP―12(北陸代表)を5―1で下し、初の全国制覇を果たした。
栄冠を掴んだ選手たちは「準決勝がきつかったけど、試合では全然緊張しなかった。大会の途中で歯車が噛み合わなかったこともあったけど、全国大会で優勝できてうれしいです。今でも夢のようで実感が沸きません」と笑顔で話していた。
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