地域で支え合い20年 翔の会が記念誌発行
社会福祉法人「翔の会」が設立20年を記念して記念誌「翔の会のあゆみ」をこのほど発行。翔の会の斎藤志津加総合施設長と松永徹理事に話を聞いた。
茅ヶ崎市と寒川町で29カ所の福祉施設・事業所を運営している翔の会。その活動は1983年、茅ヶ崎市在住の障害者と障害者の親たちが発足したボランティア団体「むつみ会」から始まったという。発足当初は月に一度、昼食会を行うだけだったが、徐々に障害者地域作業所などを開所。むつみ会発足から10年後、翔の会設立に至った。
斎藤総合施設長は「ボランティアと障害者の親から始まったからこそ、地域に根差した支援を続けられたのだと思う。記念誌は今までの活動を後世に残すために発行しました」と話す。
また、松永理事は、「『親御さんが亡くなった後も安心できる生活の場をつくろう』という思いで法人化しました。地域の方々が資金や土地を提供してくれ、地域に支えられて今があります」と振り返る。
今では、地域からの要望に応え、介護老人福祉施設や保育施設など事業の拡大をしているが、今後も「茅ヶ崎・寒川」の地域に根差した支援にこだわり続ける。
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21日午後から交通規制4月19日 |
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