神奈川県衛生研究所(茅ヶ崎市下町屋1の3の1)で5月29日に「2013年度第1回食と放射性物質に関するリスクコミュニケーション」が開催された。
当日は、市内外から男女約30人が参加し、食品と放射性物質に関する講義と施設見学が行われた。
講義は「県内の放射線等の状況」や「神奈川県での検査状況」、「ベクレルとシーベルトの関係」などが図式化されたレジュメを元に約1時間30分行われ、その内容に基づいて施設内を説明しながら機器設置場所などを3グループに分かれて見学した。
施設見学の担当者は、放射線物質測定のモニタリングポストの位置を説明しながら「今年の春に北朝鮮が核実験を行うという情報があったときは、約10日間に渡りその影響があるかを調べた」と緊張感漂う体験談を語った。また、雨水から測定を行う機器の仕組みや、測定値をはかった機器が即時に印字する様子も見学した。約1時間の見学後には、質疑応答も行われた。
参加者の1人は「定期的にこんなに精度の高い検査をやっていることは、すごく良いことだと実感した」と語っていた。
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