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茅ヶ崎版 公開:2013年6月7日 エリアトップへ

茅ヶ崎紙芝居研究会会長として5周年記念公演を行う 小室 光さん 浜之郷在住 66歳

公開:2013年6月7日

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心掴む優しい微笑み

 ○…今年で5周年を迎えた茅ヶ崎紙芝居研究会「さわやか」の会長を務め、市内の至る場所でメンバー10人らと共に日々公演を行っている。6月8日(土)には、日ごろの活動場所の一つである長谷川書店ネスパ店で記念公演を開催する。「皆さんに歓迎され、これまで順風満帆な活動ができていると思います。記念公演では紙芝居として面白い作品を演じますのでお楽しみに」と笑顔で話す。

 ○…茨城県水府村(現・常陸太田市)で生まれ、アケビ取りや釣りをして友達と共に大自然の中を飛び回っていた。高校進学と共に上京すると印刷会社に勤めながら通学。高校卒業後はYシャツの仕立て屋を経て、24歳の時に子どもの絵本などを扱う童心社へ。ここで紙芝居を勉強する先生に出会ったことや保育園や図書館などに紙芝居を営業する業務に就いたことが今につながる転機となった。「心を掴まないと売れないので物語の核になる部分を演じながら営業していました。自然に自分も演じ手になりたいと思うようにもなりましたね」と当時を振り返る。

 ○…自然を相手に遊んでいたことが現在の趣味でもにもつながっている。休日は福島県や茨城県で山菜採りや渓流釣りなどを楽しんだり、都内に住む小学1年生の孫の子守りにも出掛けている。「今ぐらいから秋にかけてが釣りのシーズンで当時を思い出し、今も変わらぬ大自然と向き合っています。孫には小さい頃よく紙芝居をしてあげました」とはにかむ。

 ○…市内を中心に2日に1回のペースで公演し、これまで自身が演じた公演回数は1500回を超えた。演じる毎に付けているノートには今までの実績がぎっしりと書き記されている。「メンバーがやりたいことに反することはしてはいけません。子どもから大人まで皆に喜ばれるような活動をこれからも続けていきたい」。この先も地道に演じながら観る者の心を掴んでいく。
 

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