冊子を手にする防災対策課
茅ヶ崎市はこのほど、避難所運営マニュアルを見直し、改定版を作成した。
これは、茅ヶ崎市の職員らが東日本大震災の被災地で避難所運営支援活動を行った経験や、茅ヶ崎市内で避難所を開設した時の課題などから改定を行ったもの。
今までは、市役所で完成させた冊子を配布していたが、新しいマニュアルは各地域の特性にあった内容にするため「穴埋め式」になっている。各避難所で災害時を想定しながらマニュアルを検討、作成、継続的に見直しを行っていく。また、実際に避難所運営で必要となった項目が「初動期」から「安定〜撤収期」まで時系列で記載されている。
市防災対策課は「駅近くの避難所は帰宅困難者の受け入れ態勢を整える必要があるなど、地域により必要な準備が異なります。この避難所運営マニュアルを完成に近づけながら、避難所の整備を同時進行で行いたい。また、地域が主体となって作られるものなので、マニュアル作りが啓発に繋がれば」と話していた。
避難所の具体的な情報を記入し完成させる
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