体罰の実態緊急調査 茅ヶ崎市は4件 「現状把握し根絶目指す」
神奈川県では、「部活動及び学校生活全般における体罰の実態把握に関する緊急調査」の結果をこのほど発表した。その中で茅ヶ崎市は、市立小中学校の全児童・生徒、保護者、教職員を対象に今年2月20日から3月8日の期間で調査を実施。計4人(小学校、中学校教員それぞれ2人ずつ)を体罰事案として4月15日に県教育委員会に報告した。今回の調査内容は2012年度の部活動及び学校生活全般における教員等による体罰の状況等で、市町村教育委員会が定めた質問紙や聴き取りなどの方法で調査を実施した。
市では根絶に向けた対策も
今回の調査の申告者は児童、生徒、保護者、教職員と様々だった。市では調査結果を受け、体罰根絶に向けた取り組みとして、すでに校長会を開催し、体罰根絶に向けて教職員の人権感覚を高める指導を行い、今後もこれを継続していくという。またこのほかにも市教委は相談窓口を設置し児童、生徒、保護者へ周知したり、学校におけるチームでの校内指導、相談体制の充実を図っていく。
市教育指導課担当者は「まずは現状をしっかりと把握すると共に、体罰根絶に向けた取り組みを今後も徹底して行いたい」と話していた。
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