このほど、茅ヶ崎市は小児医療費助成制度の対象年齢拡大を決定した。
これは、6月の定例議会での決議を受けてのもの。市は現状では、通院に対しては小学校入学前まで、入院に対しては中学校卒業までの児童を対象に医療費助成を行っているが、2013年10月1日から通院に対してのみ小学校2年生までの児童に対象年齢を拡大することとなった。これによって、小児の健康増進や子育て世帯の経済的負担軽減を図っていくという。
市は、対象となる児童がいる家庭に対し、8月中旬から小児医療証の交付申請書を送付する。今回の対象年齢拡大によって、約3500〜4000世帯が増大し、申請率は80%〜85%を見込んでいる。また、これに伴う経費(扶助費等)は、2学年分でおよそ1億4千万円だという。
医療費の助成方法は、小児医療証と健康保険証を病院の窓口で提出すると、自己負担額(保険適用分)が無料となる。
この制度は、4歳以上の児童をもつ家庭には所得制限があり、ひとり親家庭等医療費助成対象の人や重度障害者医療費助成対象の人、生活保護を受けている人、健康保険に加入していない人等は対象外となる。
近隣市町における同様制度の対象年齢(学年)は、以下の通り。▽藤沢市…小学校6年生まで▽平塚市…小学校6年生まで▽寒川町…小学校3年生まで
小児医療証発行までのスケジュールや、詳細・問い合わせについては市子育て支援課【電話】0467・82・1111へ。
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