えぼし岩を間近に
11月17日（日）から、えぼし岩周遊船の年間を通した航行が始まる。これまでは年に数回のみ航行するイベントだったが、市民の要望などを受け、（有）渡船えぼし丸（石黒賢明代表取締役）が運航を行う。
これまでは冬季に年数回のみ運航していた周遊船。毎回人気だったこと、また周遊船事業者の（有）渡船えぼし丸や一般利用者の要望を受け、地元漁協などと漁業活動への影響などを話し合い、条件が整ったことから通年運航の運びとなった。
運航開始前日の11月16日（土）には午前９時30分から茅ヶ崎漁港荷さばき所で「オープニングセレモニー」が行われる。来賓挨拶やテープカットの後、これまでに募集を行った市内在住の家族らが参加する２回の試乗会を実施する。
同周遊船は茅ヶ崎漁港を出港し、約40分かけてえぼし岩周辺の相模湾沖合を回る。市農業水産課担当者によると「普段見る機会の少ないえぼし岩の裏側や、海上からの江の島、天候によってはえぼし岩越しの富士山を望めます」と話す。また「地元の方も、今まで知らなかった茅ヶ崎の魅力を再発見できると思います。多くの方に楽しんでもらいたいです」と担当者。
通常運航は11月17日（日）からとなり、１日３便の運航（１便約40分、１便の定員は18人）。出航時間は【1】午前10時【2】午前11時【3】正午※天候や海の状況によって異なる。料金は大人（中学生以上）１５００円、小学生７５０円、小学生未満（３歳以上）は無料となっている。
「土日祝日の午前10時出航便」のみ予約優先で、他は当日受付での乗船となる。11月、12月の定休日は11月19日（火）、12月３日（火）、17日（火）、31日（火）。予約・問い合わせは、渡船えぼし丸（たつみ釣具店）【電話】０４６７・８２・６９４６へ（受付時間は午前９時から午後７時まで）。
１便の定員は18人
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