茅ヶ崎市東部の多くの市民が利用するJR辻堂駅。西口利用者の約8割は茅ヶ崎市民とみられる同駅は、2016年12月1日に開設100周年を迎える。これを祝うための「辻堂駅開設100周年事業実行委員会」が12月1日に立ち上げられた。同駅では、これまで10、20、40、50、80の各周年記念を実施。直近の開設80周年記念事業では、前夜祭や式典、祝賀まつりなどが開催されたが、藤沢市主体の印象が強いものだった。
しかし、3年後に迎える100周年事業には、茅ヶ崎市から補助金も検討されており、実行委メンバーとして市内から、はまたけ中央商店会藤田大輔会長らも参加。市としては拠点整備課が担当することとなった。担当者は「今まで同駅の記念行事は藤沢市主体の部分が多かったが、今回は茅ヶ崎市としてどういう展開が臨めるかを見極めていきたい」と話す。
同駅は地元で産出する農産物などの出荷の利便性を図るため、その用地と建設資金を地元住民が負担して設立された「地元請願駅」。1916年開設当時の偉業を讃え、実行委員会は今後の駅周辺の発展を願って立ち上げられた。この組織によって、100周年記念事業の円滑な実施運営を目的としている。
実行委員会委員は、主に同駅周辺の在住在勤者や同駅にゆかりのある人とされ、委員長にNPO法人「辻堂の民」理事長の山田榮さんが就任。次回開催の2014年2月8日には、詳細を決定していく予定だ。
同委員会の詳細は、NPO法人辻堂の民事務局【携帯電話】070・6632・1919へ。
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