「エコ・シティ茅ヶ崎マイバッグ推進会議」がこのほど、発足10周年を迎えた。この10年で市内の大型店ではレジ袋辞退者数が4倍となるなど、買い物袋の持参を呼びかける「マイバック運動」が定着してきた。また、10周年記念事業として、今年度の地区運動会でマイバッグを取り入れた競技を実施したほか、市広報番組での放映を2月1日(土)から1週間行う予定。
同会議が発足したのは2003年。2002年に行った「商店街マイバッグデー」がきっかけとなり、茅ヶ崎市商店会連合会の呼び掛けで消費者、商業者、行政(茅ヶ崎市、後に神奈川県も)6団体が参加し、「マイバッグでお買い物」を推進することを目的に発足。また、温暖化防止、茅ヶ崎市のごみ減量など環境と経済の活性化を目指すこととなった。
同会議に所属する茅ヶ崎市商店会連合会や茅ヶ崎商工会議所など各団体は独自に、マイバッグの普及活動や買い物客のレジ袋辞退者への特典付与、レジ袋の無料配布の廃止などを行っている。その実績が県に認められ、2010年から茅ヶ崎市は県内初のレジ袋削減のモデル地区に指定された。
また同会議に所属する「茅ヶ崎市大型店連絡協議会」加盟店では2004年から毎月レジ袋辞退者数を集計。2004年6月がのべ12万8638人であったのに対し、2013年6月はのべ52万2350人となり、集計当初の約4倍に推移している。
10周年の記念事業としては、子どもたちがマイバッグを使って買い物を行い同会議をPRする「初めてのエコなお買い物」ビデオを作成。ケーブルテレビの市広報番組「ハーモニアス茅ヶ崎」で2月1日(土)から1週間放映されるという。
同会議代表の岩澤裕さんは「マイバッグ運動はこの10年で定着してきました。今後は活動を『マイバッグを持つことで緑が増える』といった、次のステップに進めていきたいです」と話す。「エコ・シティ茅ヶ崎は、街や人を優しくする循環づくりを追求します」と岩澤さんは抱負を語った。
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