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茅ヶ崎版 公開:2014年3月7日 エリアトップへ

復興支援を忘れぬために 16日にチャリティー

公開:2014年3月7日

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石巻市出身の石田邦彦さん
石巻市出身の石田邦彦さん

 茅ヶ崎市勤労市民会館(新栄町13の32)6階A研修室で3月16日(日)、東日本大震災復興支援のチャリティーイベント「勤労市民会館音楽コンサート」が開催される。午後2時開演(1時30分開場)で入場料は500円(全席自由)。定員は申込み先着順100人。

 「震災から3年…心を届けよう!」をテーマに、石巻出身で元鶴嶺高校教師の石田邦彦さんによるギターの弾き語りと、市内で活動するコーラスグループ「こーろ・むーく」によるチャリティコンサート。石田さんは「ひとりコンサート」と題した自作の曲を披露するリサイタル活動の傍ら、高齢者施設を訪れ、会話をしながら来場者と一緒に歌うなどボランティア活動も精力的に行っている。

 当日はふるさとや母親を想う歌、懐かしい昭和の曲など日本人の心に響く歌を披露する。

 同館では「たくさんの方にご来館頂き、忘れがちになっている東日本大震災の復興支援を盛り上げていきたい」と話している。

 入場料の一部は市を通じて東日本大震災の復興支援に充てられる。

「心に響く曲を届けたい」

 この日ステージに立ちギターの弾き語りをする石田邦彦さん(69)は宮城県石巻市出身で、現在は鶴が台に暮らす元鶴嶺高校の体育教師。

 大学時代の友人との出会いがきっかけでギターを始めた石田さんは、ほぼ独学でギターを習得し、100曲以上のオリジナル曲を持つ。歌が好きだった母親の影響を受け、幼いころから歌が大好きで、よく母親のために歌っていたという。教師時代には高校の文化祭でステージに立ち演奏を披露したこともあった。

 平塚の聾学校生らと活動していた和太鼓演奏の公演時、セット替えの合間の時間を埋めるために一人でギターを披露したのが「出前弾き語り」の始まりだった。「一人でもいけるかも」。思いのほか観客の反応が良かったことから、以来今日まで市内を中心に高齢者施設やデイサービスなどへ精力的に訪問を続けている。

 また震災直後は故郷である石巻に戻り、がれき撤去や、被災した友人や故郷の人々のために音楽を届けてきた。「多くの人に生かされていると感じる。コンサートの場を頂けて幸せ。皆の心に何か響けばうれしい」と意気込みを話していた。問合せは同館【電話】0467・88・1331へ。

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