茅ヶ崎市立萩園中学校前の丁字路に、このほど新たな信号機が設置された。
同所は朝の車両交通量が多く、通学区域内である今宿小学校や萩園中学校の生徒や保護者、近隣住民から危険を訴える声が挙がっていた。特に今宿小は、登下校の際に同所を横断せずに北側から迂回したり、毎日保護者が見守るなどして、児童らの安全確保に腐心してきた。
そこで、2008年度に今宿小学校が信号機設置の要望を茅ケ崎警察署に提出。同署は県警本部に上申し、公安委員会の決定を待った。また、市は同署や関係各所と現場調査や協議を重ね準備を進め、2013年秋に設置が決定すると今年1月から設置工事に着手。信号機設置に必要な道路の拡張などを経て、2月27日から供用が開始された。
27日に行われた点灯式では、今宿小と萩園中の生徒が点灯ボタンを押し、同小の児童らは早速信号に従って横断歩道を渡っていた。
新信号機の利用児童が1日あたり127人と推測される今宿小の北村智子校長は、「長年の要望が実って嬉しい。これも地域住民の方々や警察、市のご協力のおかげ」と感謝の言葉を述べていた。また、茅ケ崎警察の担当者は、「信号機ができても気を緩めず、しっかり左右確認してほしい」と呼びかけていた。
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