笑顔で畑仕事 体験農園で初の植え付け
世代を超えた交流も
市内北部の芹沢地区で、遊休農地を利活用しようと市民有志が立ち上げた体験農園「ＳＨＩＯＪＩＩの野菜畑」。同園で３月16日にはじめて野菜の植え付けが行われた。
この日は会員約25人が参加。50坪ほどの畑スペースに「キタアカリ」「メークイン」「男爵」などのジャガイモ25kgを全員で手分けしながら、30cm間隔で植え付けた。同畑を起ち上げた福祉・介護農園普及推進会の生悦住（いけずみ）事務局長は「会員同士の交流が生まれるなど皆さん楽しそうに畑作業をしていた。初心者が多い中、上出来だったのでは」と話した。次は里芋を植え付ける予定だという。
同園は遊休農地の利用以外に、障がい者の就労や高齢者の介護予防、さらに将来的には介護食品の開発・販売など地域を巻き込んだ新たな産業の創出も視野に入れている。
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