茅ヶ崎市はこれまで40歳以上の女性に限定していた「子宮頸がん施設検診」の受診券送付を、2014年4月から20歳以上の女性まで拡大した。これにより市内約2万8千人に送付が広がることとなる。
市は市民に対し胃がん、大腸がん、肺がん、乳房がん、子宮がんの検診を実施している。今回の拡大は、そのうち実施医療機関で行う「がん施設検診」受診券に対するもの。今までは、希望する20代から30代女性に対しては個別に配布を行っていた。今回から20代から30代女性に対しても「子宮頸がん施設検診」の受診券を市から送付する。
この受診券を持参した20歳以上(1995年3月31日以前生まれ)の女性は、概ね1万円の受診料が市の補助によって2000円となる。受診は、市内6カ所の指定医療機関で行う。さらに、子宮頸がん検診後に医師に必要性を認められた女性対象の「子宮の頸部・体部」検査も補助され、3500円で受診可能となる。
また、30歳以上(1985年3月31日以前生まれ)の女性に対し「乳がん施設検診」の受診券も市が送付する。子宮がん同様、受診券持参で概ね4000円の視触診が1000円で受診可能となる。指定医療機関は、市内24カ所。
同券配布前に受診を希望する人に対しては、事前連絡により市保健福祉課で発行手続きを行うという。同課は「若い世代が受診する機会になれば」と話す。
詳細・問い合わせは、同課【電話】0467・82・1111へ。
茅ヶ崎版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>