茅ヶ崎商工会議所青年部の会長に就任した 原 和則さん 浜之郷在住 43歳
慣例頼らず 楽しむ姿勢で
○…地元の若手企業主などで組織される茅ヶ崎商工会議所青年部(茅ヶ崎YEG)。「今は新聞とかテレビで閉塞感がどうのって話をよく見かけるけど、だからこそ茅ヶ崎YEGは明るく楽しく元気よくやっていきたい」と語る。昨年度は創立30周年記念の式典を開催するなど節目の年。バトンを継いだ今年度は「より多くの地域の方々に茅ヶ崎YEGの知名度を上げる元年と位置付けたい」
○…平塚市で生まれ育ち、大学卒業後に茅ヶ崎の土地家屋調査士事務所に就職した。茅ヶ崎のことを聞いてまず出てくるのはサザンオールスターズへの思いだ。「自転車で桑田さんの実家を見に行ったりしていた」という少年時代。独立し、茅ヶ崎で事務所を開設したのはサザンが野球場で初ライブを敢行した2000年。この年に茅ヶ崎YEGに入ったのも「公演は終わっていましたが、サザンに関われることがあるかもよってYEGメンバーに誘われたのがきっかけです」。昨年再演された茅ヶ崎ライブのパブリックビューイング企画で実行委員会に参加し、当初の願いがやっと実現したと感慨深げに語る。
○…原測量登記事務所の所長。YEGでは場を盛り上げるムードメーカー的存在だが、家に戻れば仕事場を駆け回る2歳の息子に手を焼く父親の顔に。「子どもが楽しめる企画も考えたいって思うようになったのは家族のおかげ。茅ヶ崎の将来を担うのは子供たちだからそこにもきちんと焦点を当てていきたいですね」
○…茅ヶ崎市民に本当に喜んでもらえる取り組みとは何なのかを試行する1年。「これまでのYEGの歴史に敬意を払いつつ良い意味で慣例に頼らず試行錯誤していきたい。最初に傘をさした人は笑われたと思うけど、今は無くてはならない物でしょ。それと同じで、新しいことにも楽しみながら取り組んでいきたい」。持ち前の明るさを武器に、YEGならではの街づくりをけん引していく。
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