茜染めのスカーフを身に付ける小澤さん、甲斐さん、戸川さん（左から）
「茜染め」を通じて手作りの良さ、自然素材の魅力を伝えたい。そしてそこから広がる人の輪を大切にしていきたい―。
茜染めを広める活動を湘南を中心に展開する女性グループ「茜子（あかねこ）工房」。小澤則子さん（65）＝藤沢市在住＝、甲斐恵子さん（56）＝厚木市在住＝、戸川真佐子さん（50）＝茅ヶ崎市下町屋在住＝が昨年結成した。「３人の名前に共通して『子』の字がつくので『茜子工房』と名付けました」と小澤さん。３人はそれぞれヘッドマッサージ、アロマ、禅タロットなどのセラピストとして活動する中、昨年春に茜染めワークショップに参加。そこで出会った３人は意気投合し、現在では下町屋にある戸川さんの自宅敷地内のフリースペースを活動拠点としてイベントなどに出店している。他にも満月の日毎に「満月の茜染め」を開催。甲斐さんは「草木染めは染める毎に微妙に色が違い、リピーターも多いです。植物の色は女性性を高めるとも言われていてそれも魅力の一つ」と話す。
５月１日にイベント
５月１日（木）には活動拠点の「アロマココロ 茜子工房」（下町屋１の４の２）で「茜子祭」が行われる。時間は午前10時から午後３時まで。当日は茜染めのふんどしや靴下、風呂敷をはじめ、手作りアロマ、藍染めＴシャツ・ワンピースの物販などが出展。他にもパンやネパール料理、クッキーなども販売され、ワークショップも行われる。「手作りの良さがいっぱいつまったお祭りです。気軽に遊びに来て頂ければ」と戸川さん。問い合わせは戸川さん【携帯電話】０７０・６４５２・９６５９へ。
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