神奈川県が進めている「さがみロボット産業特区」。同事業でロボットの実証実験を支援する「公募型ロボット実証実験支援事業」と、早期実用化を促進する「重点プロジェクト」に、TOTO株式会社茅ヶ崎工場(梅田弘人工場長)=茅ヶ崎市本村=が開発した2つの介護機器がこのほど認定された。
「さがみロボット産業特区」は、急速に進む高齢化や自然災害から県民を守るために2013年に設定。先進技術の改良・開発に県が支援を行い、ロボットの実用化や普及を図るものだ。茅ヶ崎市を含め寒川町など10市2町が対象地域に指定されている。
「公募型ロボット実証実験支援事業」に選ばれた「バスリフト」は、既存浴槽に着脱可能な昇降座面をもち、実証場所など適切な実験環境が提供される。
また「重点プロジェクト」に決まった移動可能な水洗処理便器「ベッドサイド水洗トイレ」は、より迅速な改良ができるようになる。
この発表を受け、茅ヶ崎市の産業振興課は「喜ばしいこと。特に前者は市内施設で優先的にモニター調整できれば」と意向を語った。
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