来年4月に予定されている統一地方選。茅ヶ崎市内では知事選と県議選に加え、市長選と市議選挙が実施される。選挙を半年後に控え、本紙では現職の市議会議員(28人)に出馬の意向などについてアンケートを行った。
アンケートは9月下旬に現職の市議会議員28人全員を対象に文書とメール、ファックスで行った。10月13日の時点で回答があったのは26人。
アンケート回答の時点で、来春の市議選に立候補を「予定している」と回答した議員は18人。それ以外で政党として5人の立候補者を予定しているとした会派があった。また「未定」と答えた市議2人のうち1人は「体調の問題が無ければ立候補する」と回答しており、同市議まで含めると、出馬の意向があるのは現在24人に上る。
「立候補の予定なし」としたのは1人で、同市議の回答については県議選か市長選への鞍替えを睨んでいると考える議員も多い。引退を含め「未定」としたのは1人だった。
元職、新人も複数が検討
現職以外で出馬を検討している新人、元職はすでに5〜9人ほどが取り沙汰されている。前回落選した元職の中では既に準備を進めている人物がいるほか、政党から複数の立候補者を立てる話なども上っており、今後の動向次第では激戦の様相にもなりそうだ。
なお前回2011年の市議選は、東日本大震災発生直後で自粛ムードが漂う中での選挙戦となった。立候補したのは現職18人と元職2人、新人17人の37人。定数を30議席から28議席に減らして実施されたこともあり、最後まで激しい選挙戦が繰り広げられ、結果として現職17人と元職1人と新人10人が当選している。
魅力あるまちづくりや福祉の充実などに重点
本紙アンケートでは、次の選挙で最も訴えたいことなどについても回答を求めた。最も多かったのが茅ヶ崎の将来に向け、魅力ある街にしていこうとする意見。6市議が都市間競争に負けない施策や住み続けたい、住んでみたいと思われるまちづくりを訴えたいと回答した。以下、福祉の充実、待機児童解消が続いた。
現状の課題は超高齢化と新旧インフラ
今回は茅ヶ崎市が抱える喫緊の課題についても質問した。様々な課題が山積する中、日本全体が直面する高齢化社会に関する問題と回答した市議が9人いた。それに続くのが陸上競技場など新規施設と老朽化する現在の施設への対応、防災を含めた安心・安全の街づくりとなった。
(10月13日起稿)
茅ヶ崎版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>