アレセイア湘南高等学校の男子バスケットボール部(塚本雄貴(ゆたか)主将・部員30人)が、このほど開催された県高校秋季大会で優勝した。同部は1月の新人戦で県初制覇の後、春季関東大会県予選(5月)、県高校総体(6月)も優勝し「県内4冠」を達成した。
11月3日に平塚総合体育館で行われた秋季大会決勝戦。相手の桐光学園に第1クォーターを15-22とリードを許したが小田島誠監督や関係者は「自分たちのミスから失点はあったが、チームが慌てることはなかった」と冷静に振り返る。「4冠に向けての緊張があったが、いつもの自分たちのプレーを心掛けて徐々にリズムに乗って行けた」(小田島監督)。第2クォーターで逆転し、その後も主導権を渡すことなく優勝を飾った。同部は12月に東京都で開催される全国選抜大会「ウィンターカップ」に出場するが、塚本主将は「秋季大会は自分たちの100%の力が出せなかった。これでは全国で勝つことは難しい思う」と偉業達成に対しても満足の表情を見せることは無い。
悔しさをぶつける舞台へ
今年のインターハイに出場したアレセイア湘南高バスケ部だが、まさかの1回戦敗退という苦い経験を味わった。「大きな期待を受けて出場したが本当に悔しい結果となった。その思いをぶつける全国大会なので、再度チャレンジャーとして最後のメインコートを目指したい」と意気込む塚本主将。
主力のアブ・フィリップ選手に加え、他のメンバーの力も向上し、総合的なチームになりつつある同部。小田島監督も「チームのルールを徹底させることがまず大事なこと。リバウンドから試合を作る力は全国レベルなので、気迫を込めた試合を行って日本一を狙いたい」と話している。
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