このほど、萩園字上ノ前地区を産業系の市街地に整備することが決定した。
これは、さがみ縦貫道路の整備に伴い、交通の利便性が高まる同地区を区画整理し、主に工業地として企業を誘致しようというもの。さらにそこから生まれる雇用の拡大も狙いの一つであるという。該当する土地面積は8・3ヘクタール。現在、当該地は「市街化調整区域」であり、全体の約60%が農地利用されている状況で、そのほか住商工用地が約20%、駐車場等が約15%を占め、75人の土地所有者がいる。整備後は、産業系街区と住居や農業系の街区、公園が設置される予定。
2/3以上の同意で認可
2007年度に産業系市街地整備の推進が検討されて以来、地域住民との意見交換会や勉強会を経て2012年11月に「茅ヶ崎市萩園字上ノ前地区土地区画整理組合設立準備会」を発足。各権利者らに全体説明会などを重ね、今秋には同意率が法律に定められた2/3を超え、11月5日に土地区画整理組合の設立認可申請書が受理された。担当の市拠点整備課は「主に工業系の誘致を考えている。未同意の方も含め、今後も慎重に進めたい」と話している。
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