松林中学校3年の西田美乃梨さん(15)が1月11日(日)に京都市内で開催される「皇后盃第33回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会」の神奈川県代表に選出された。
西田選手は2014年11月に秦野市内で行われた都道府県駅伝選考会の女子3000mで、2位に入り県代表に選出された。大会当日中学生が走るのは3区と8区のともに3000m。代表には西田選手を含め3選手が選ばれているが、1月6日(火)に最終選考会があり、好タイムの上位2人が本番に出場できる。「ぜひ本番で走りたい。11月に県代表で出場した東日本女子駅伝では後続に抜かれて迷惑をかけた。だから今回は出られたら足を引っ張らないようにしたい」とリベンジに燃えている。
東日本駅伝以上に今年悔しくて忘れられないレースが8月に香川県内で行われた全国大会だ。800m種目で出場したが予選で敗退。あと一歩のところで準決勝進出を逃したからだ。「0・02秒差、胸の差で負けたんです」と悔しさをにじませた。「今回選ばれた3人は東日本の県代表をかけて争った時と同じ3人。本番前の選考会ではいいタイムで走って県代表になり襷をつなげたい」
陸上は中2から
西田選手が本格的に陸上を始めたのは中学2年生になってから。それまでは小学校から続けていたソフトボール部に所属。走ることが幼い頃から大好きで、学校のマラソン大会が近付くと父親と毎朝練習するほどだった。ソフト部の隣で練習する陸上部をうらやましく思い続け、1年後大きな決断をした。陸上の魅力を「練習は辛いけど達成感がある。辛くない練習はつまらないし、練習した分だけ伸びるところがいい」。将来については「五輪出場は夢だけれど、まずは高校でインターハイに出て、全国入賞したい」。現状に満足せず高い目標を追い続けることが夢の実現への近道なのかもしれない。
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