茅ヶ崎商工会議所が、昨年10月に姉妹商工会議所協定を締結したハワイ商工会議所などへ贈る記念品をこのほど完成させた。制作したのは航空、宇宙関連等の金属部品加工を行う(株)ダイショウ(石塚裕代表取締役社長、本社・市内円蔵)だ。
記念品は高さ20cm、重量1・5kgほどでステンレスとガラスで制作。サザンビーチにあるモニュメント「茅ヶ崎サザンC」と烏帽子岩が合わさったデザインとなっている。烏帽子岩表面の凹凸は宝石加工で用いられるファセットカットを採用、台座は水の表面張力を表現するなど、同社が得意とする高い技術力が盛り込まれた仕上がりとなっている。
「恒久的に残るものなので、加工は大変ですが重量感のあるステンレスを選びました。ガラスも側面が濁らない上質なものを採用するなど見た目の綺麗さを意識しました」と語る石塚社長。今回、デザインやガラス素材の選定などのやり取りを全てインターネット上で行うなど工期と予算の短縮を図り、約1カ月で完成までこぎ着けた。「普段は表に出るようなものを取り扱わないので、記念として残る物を制作出来て良かった。社員含め楽しみながら取り組めた」と石塚社長。
記念品は専用ケースなどを完成させた後、商工会議所メンバーらが直接届けに行く予定だという。
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