茅ヶ崎市内の中学校の完全給食を求め、市民がWeb上での署名活動を行っている。1月10日から開始し、2月2日までに659人が署名。活動内容と、市内の現状について取材した。
この活動を行っているのは、市民活動団体メディア茅ヶ崎代表の藤川忠彦(ただひろ)さん=中海岸在住。「地域で育つ子どもたちのために実現して欲しい」と藤川さん。
署名には名前のほか、郵便番号を入力することから「署名者の多くは市内在住者と思われる」という。藤川さんは、今後は街頭でも署名活動を行っていきたいとしている。「まずは1000人を目標に署名を集め市そして県に声を届けていきたい」と話した。署名は茅ヶ崎情報【URL】http://facebook.com/chigasakiから進んだページで行うことが可能。2月末まで実施予定。
茅ヶ崎市の現状
全国的に見ると、これまで神奈川県と大阪府が主に中学校給食を実施していない地域だったが、大阪府においては近年中学校給食推進の方針が示されている。
市内の中学校では牛乳給食のみを行い、弁当を持参しているのが現状。弁当を作れない場合の補完として今年度2校で弁当販売試行を実施している。市は「現在のところ中学校給食実施の予定はない。今後は試行結果を検証し、広く検討を進めていきたい。また老朽化した校舎の整備なども含め、事業の優先順位を考え、限りある予算の中で取り組みを進めていく」と話した。
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