市内新栄町のイトーヨーカドー茅ヶ崎店で、約30年ぶりに屋上ビアガーデンを開催することがわかった。期間は8月21日(金)から9月6日(日)まで。
同店では1980年代にビアガーデンを開催していたが、天候不順が続いたことなどから、5年ほどで営業を中止していた。これを復活させ、地元企業と住民の交流の場をつくろうと、今年1月に市内企業や飲食店ら有志が「ちがさきソーシャルビアガーデン(ちがびー)実行委員会(野村清美委員長)」を発足。イトーヨーカドー茅ヶ崎店のほか、市や商工会議所などに協力を募り、今夏開催が決まった。
来場者7千人を見込む
同委員会によると、会場には、400人程度の飲食スペースと企業や飲食店のブースのほか、企業PRなどに使用するプロジェクタなども設置し、開催期間中に約7000人の来場者を見込んでいる。ビアガーデンは各日午後4時から9時まで開催。1コイン500円のコイン制で、受付で購入した専用コインを飲食代金として支払う。
6月11日に行われた会議では、電気系統の整備や調理器具等の運搬経路、警備、ゴミの回収方法などが話し合われた。工事着工は7月中旬を予定している。
開催期間については例年同所で行っている「サザンビーチちがさき花火大会」の屋上解放時期と工期との調整で決定された。
SNSで拡散
同委員会はこの開催を広めようと、SNSでの広報活動も開始。市内に利用者の多い「チガツイ(茅ヶ崎ツイッター)」や「茅ヶ崎情報(フェイスブック)」など、SNSのコミュニティにも開催の周知をしている。また、「この機会に市民との交流を」と企業の協賛も呼びかけている。
同委員会は「今回を第1回目にして、毎年恒例のイベントにしたい。市民と企業、行政が災害時などでも連携できるような繋がりが生まれれば」と話し、イトーヨーカドー茅ヶ崎店のビルを所有する株式会社カギサンの担当者は「地域の皆様に喜んでいただければ幸いです」と話している。
茅ヶ崎版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>