茅ヶ崎4大祭りの1つ「浜降祭」が7月20日(月・祝)に開催されることに先がけ、茅ヶ崎市文化資料館(茅ヶ崎市中海岸2の2の18)と寒川文書館(寒川町宮山135の1)では同祭の企画展を同時開催する。期間は6月27日(土)から7月26日(日)まで。
企画展は2会場で、浜降祭の変遷や神事のあらましを紹介。茅ヶ崎市文化資料館では副題「写真からみる茅ヶ崎の浜降祭」とし、大正時代から昭和時代、平成に入ってからの写真を約40点並べ、浜降祭の移り変わりを紹介する。一方の寒川文書館では「浜降祭 寒川の記録資料から」と題し、文書資料などを柱に同祭の変遷を辿る。
同一内容の企画展を2館で同時開催するのは初の試み。茅ヶ崎市文化資料館の須藤格学芸員は「隣接した自治体の展示施設で初めての合同企画ということで、地域の人々に密接した浜降祭を選びました。茅ヶ崎の方は寒川文書館、寒川の方は茅ヶ崎市文化資料館の展示を見ていただいても面白いと思います」と話す。
講演会も開催
期間中の7月11日(土)には、講演会「寒川と茅ヶ崎の浜降祭」が開催される。午後1時30分から5時までで、会場は茅ヶ崎市役所分庁舎6階コミュニティホール。定員は150人で無料。演題は、圭室文雄明大名誉教授による「浜降祭日記からみた祭礼の移り変わり」と、鈴木通大神大講師による「浜降り神事について―相模湾沿岸を中心に―」の2つ。参加希望者は、往復はがきに住所・氏名・電話番号を明記し、〒253―0055茅ヶ崎市中海岸2の2の18茅ヶ崎市文化資料館内「講演会申込み」係へ郵送を。先着順で、定員になり次第、締め切りとなる。
茅ヶ崎市文化資料館は、午前9時から午後4時まで。毎週(月)休館。問い合わせは【電話】0467・85・1733へ。寒川文書館は、午前9時から午後7時(土・日・祝は5時)まで。毎週(月)休館。問い合わせは【電話】0467・75・3691へ。
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