茅ヶ崎市議会会派 「新湘風クラブ」会派通信 新体制初の定例会を終えて
4月の統一地方選直後に湘風クラブは、人口減少期を見据えた地方分権の推進に対応する政策を重視した、スキルの高い開かれた議会を目指して、保守系議員の統一を提案しました。これに賛同したちがさき新風会の小島議員と新人の水本議員が新たに加入し、茅ヶ崎市議会の保守系最大会派「新湘風クラブ」として新たに活動することになりました。代表に柾木議員・監査委員に岩田議員・教育経済常任委員長に伊藤議員・農業委員に広瀬議員、そして各常任委員会や検討会すべてに座長や委員を送り込み、市政発展と質の高い議会の構築に会派一丸となって取り組んでまいります。
6月議会では、提出議案のすべてに賛成の立場で討論を行いました。
〈一般会計補正予算〉
広報活動一般管理経費は『全国移住ナビ』に掲載するための経費計上で、今後の人口減少期下の都市間競争を念頭においた取り組みです。本格的なシティーセールスについては、市がブランディングの設定や経営的広報戦略を策定中です。移住ナビは多くの戦略の中の一ツールにすぎませんが、地方創生の観点から参加は妥当で、市の明確なビジョンが完成していない中、内策で対応するとした判断に理解を示しました。
広域行政推進経費は、全国で5件・神奈川県で1件の「地方創生」に向けた新たな広域連携の補助金交付です。平成の大合併以降の広域連携で2市1町や1市1町で協力し、湘南地域として様々な分野で課題解決を行っている中で、膨らみ続ける民生費や保健所政令市をテーマに経費の節減や各団体の広域性を視野に入れた戦略を立て、タイムリーな展開をした総意工夫を評価しました。また単年度の交付で終わることがないように進化して頂きたい旨を申し添えました。
〈茅ヶ崎市青少年会館条例の一部を改正する条例〉
公共施設再編計画に基づき、当初の予定から遅れた中で福祉会館との複合施設建設に伴う改定です。
松の伐採や公園面積が減少するなど、市内に様々な風説が流れております。両施設とも地域に定着し高齢者からちびっ子までニーズが高いことから、複合化による新たなコミュニティーの創世も期待できます。地元との合意が完了している中で、前述のような風説が飛ぶことを真摯に反省し、しっかりと市民に告知・説明をする努力を惜しまないで頂きたいと指摘しました。
〈茅ヶ崎市営体育施設条例の一部を改正する条例〉
しおさい公園の管理を県から茅ヶ崎市に移管するための改正です。
サッカー場については、県費で半面を人工芝にして頂けるように交渉した手腕を評価しました。少年サッカーはルールや試合参加基準が変更されています。半面だけの人工芝では管理が難しく、使用効率や周辺施設を含めた付加価値向上などの点から、もう半面については市で人工芝化することを強く要望しました。また駐車場の適正管理についてもお願いしました。
〈茅ヶ崎市小児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例〉
各会派から引き上げについて要望が出されていた案件で、8歳から9歳に引き上げられました。
近隣市と比較されることが多いので、市の子育て施策のバランスや展開をファミリー世代の市民にしっかりと説明し納得して頂けるように最大限の努力を行うこと、社会情勢を的確にとらえ時期を見て段階的に対象の拡大を検討すること、次世代の育成と人材確保を基本として施策展開を行うことを要望しました。
新湘風クラブ
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