このほど、ちがさき市民活動サポートセンターで行動力や発想力を持った人を紹介する「茅ヶ崎維新カフェ」が行われた。この日は、ルワンダで義肢提供を行っているルダシングワ真美さん(52)とその夫のガテラさん(60)がゲスト講演者として出席。会場に集まった約50人に支援内容や現地の情勢などを語った。
支援活動は「道徳」に掲載
茅ヶ崎市出身の真美さんはOLを経て、東アフリカ旅行中にルワンダの現状を知り、義肢装具士となることを決意。医療ミスで幼少期から右足に障害をもつガテラさんと、1997年にルワンダで義肢製作所を設立し現在に至るまで障害者支援を行っている。真美さんの活動内容は、道徳の教科書(2015年度・光村図書)に掲載。年に1回程度の帰国時には、国内で講演などを行っているという。
真美さんは「出発はゼロから。何もない状態でできたのは、理解してもらうために頭を下げ、熱意を伝えることだった。8千人に義肢を提供したが、まだ不足している」と話し、ガテラさんは「ルワンダには約80万人の身体障害者がいる。民族内紛などで被害にあった人も多い」と話した。
参加した市内松林在住の50代女性らは「義肢の不足やルワンダの現状がわかった」「私にできることは何かを考えさせられた」と感想を語っていた。
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