茅ヶ崎北陵高校出身の三澤拓哉さん(27)=寒川町在住=が初監督を務め、茅ヶ崎館などを舞台にした映画「3泊4日、5時の鐘」。同作品が、ギリシャのシロス島で現地時間7月3日から12日まで開催された「第3回シロス国際映画祭」のデビューコンペティション部門で、作品賞を受賞した。
今回の受賞を受け「本当に驚きました。この作品は、地元の皆さんのサポートがあったおかげで完成したものです。世界中どこの映画祭に呼ばれても、そのことを常に忘れずにいます」と喜びと感謝を口にする三澤さん。作品が海外の映画祭で賞を獲得するのは、4月に開催された「第5回北京国際映画祭注目未来部門」での最優秀脚本賞受賞に続いて2回目。三澤さんは「ありがたいことに2回目の受賞となったので、まぐれじゃないのかなと思いました。評価して頂けたことが自信に繋がります」と話す。
同作品は、茅ヶ崎市や茅ヶ崎館、地元のエキストラや映画制作配給会社「和エンタテインメント」(鎌倉)などの協力のもと、2014年夏にオール茅ヶ崎ロケで撮影。ストーリーは、老舗旅館・茅ヶ崎館の長女の結婚パーティーに集まった男女7人の感情の複雑な絡まりを描いた青春群像劇となっている。
この度劇場公開も決まり、9月19日(土)から新宿K’s cinemaほかで順次公開。三澤さんは「ようやく劇場公開が決まりました。劇場は茅ヶ崎から少し遠いですが観て頂けたら嬉しい。今後は、多くの方に観て頂けるよう地元での上映も目指していきたいと思っています」と話している。
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