7月20日、茅ヶ崎に夏の訪れを告げる浜降祭が茅ヶ崎西浜海岸で行われた。「暁の祭典」とも称される同祭。今年は茅ヶ崎市内から30社と寒川町内4社の本神輿と子ども神輿、計39基が、早朝の海岸に集結し「みそぎ」を行った。
会場を埋め尽くした観衆が見守る中での合同祭が行われた後、神輿は浜辺を通って帰路についた。この日は波が高く、海に入った担ぎ手と神輿がバランスを崩す場面も見られたが、周囲の人々の協力で態勢を立て直すと、観衆から大きな拍手が送られた。
今年同祭を訪れた観衆は7万6千人(主催者発表)。会場には担ぎ手の「どっこい、どっこい」という相州神輿独特の勇ましい掛け声や、打ち鳴らされる神輿の環(把手、通称タンス)の音色が響き渡った。
「浜降祭」は、「大岡越前祭」「湘南祭」「サザンビーチちがさき花火大会」と共に茅ヶ崎の4大祭りのひとつ。1978年に県の無形民俗文化財に指定され、1982年には「かながわのまつり50選」にも選定されている。
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