茅ヶ崎市内で7月から熱中症による救急搬送が急増している。
茅ヶ崎市消防本部によれば今夏、5月から7月27日現在までの熱中症の発生件数は24件。昨年同時期に比べ3割程度増加した。
24件の内訳は、5月に2件、6月に0件、7月に22件で、とくに関東・東海で今夏初の「猛暑日」(日中の最高気温が35℃以上)を記録した7月11日以降から増加しているという。
年齢別では全体の4割を60歳以上が占めたが、10代(21%)や30代(17%)の割合も多かった。男女別では男性13人、女性11人。屋内で6件、屋外で18件発生している。傷病程度別では軽傷10件、中等症14件で、死者や重症者は出ていない。屋外での運動や作業中、飲酒後や換気されていない室内で発症したケースなどがあったという。
猛暑の影響も
茅ヶ崎市内では今夏、「夏日」(日中の最高気温が25℃以上)が37日間(5月に10日間、6月に16日間、7月に11日間)あり、「真夏日」(同30℃以上)は7月13日以降に10日間あった。この期間中の最高気温は7月27日の34℃で猛暑日まであとわずかだった。
茅ヶ崎市消防本部では「熱中症は屋内でも起こる。気温が高い時の激しい活動は避け、換気の良い日陰で十分な水分補給を心がけてほしい。症状が重い場合は病院へ行くか救急車を呼んでください」と注意を呼びかけている。
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