神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
茅ヶ崎版 公開:2015年7月31日 エリアトップへ

2015年度「サザンビーチちがさき」のライフセーバー監視長になった 若林 和弥さん 堤在住 21歳

公開:2015年7月31日

  • X
  • LINE
  • hatena

安全で快適な海に

 ○…サザンビーチの安全を守るライフセーバーの監視員のリーダーに今夏から着任した。事故に備え、応急処置や救助訓練を毎日怠らないだけでなく、天候なども事前に調べ、海水浴客に安全な海であるよう環境に目を光らせる。「茅ヶ崎のビーチが好き。海に来る人には事故なく、楽しんで帰ってもらいたい」。小麦色の肌からのぞかせる白い歯が優しい印象を増す。

 ○…文教大学の3年生。ライフセービング部に入ってから三日に上げず海で過ごしているが、専攻している「梅村ゼミ」では地方創生について学び、隣の寒川町にゼミを通して観光政策を提案するなど、海の外でも地域に力を注ぐ。「寒川神社に来る人が、どうしたら町内の他の場所にも足を運んでくれるか、学生の視点で提案しました」

 ○…生まれは長野県小県郡青木村。「山に囲まれた村で小さい頃は蛇を捕まえたり、空き家を基地にして遊んでいましたね」。千葉に住む姉と二人姉弟。両親が暮らす実家には愛車の250ccバイクに跨り、一般道で7時間半をかけて帰る。「大学にも通わせてもらっているし、顔を出せと言われるから年に2回ぐらいは帰っています」と少し照れながらも、表情からは家族への愛情が滲む。

 ○…水泳を本格的に始めたのは高校の時。「伸び代があった分、日に日にタイムが縮まるのが楽しかった」と当時を振り返る。最近は「泳ぎ」の他に、カメラにもはまっている。「この前は長谷寺にあじさいを撮りに行きました」

 ○…海での仕事は3年目。「お客さんのために快適で安全な海にしたい」。気温や水温のほか、毎日2回の「潮流調査」も欠かさない。「さらにチームワークも高めたい。上下関係にこだわらず、自分は皆を繋ぐパイプ役でありたい」とクラブ全体に目を向けることも忘れない。後輩に襷を渡すその日まで、責任感あるリーダーはこの海を守っていこうと心に誓う。

茅ヶ崎版の人物風土記最新6

奈良 英俊さん

3月19日付けで茅ケ崎警察署長に就任した

奈良 英俊さん

茅ヶ崎市在勤 57歳

4月19日

柴田 智美さん

「星空のスカート」を制作して環境問題を訴える

柴田 智美さん

浜之郷在住

4月12日

黒木 ちひろさん

茅ヶ崎市民文化会館で5月6日、初のホール公演を行う

黒木 ちひろさん

茅ヶ崎市内在住

4月5日

櫻井 貴基さん

第六天神社のほか、市内6神社の宮司に就任した

櫻井 貴基さん

十間坂在住 55歳

3月29日

松浦 治美さん

(公財)かながわ海岸美化財団の代表理事を務める

松浦 治美さん

藤沢市在住 66歳

3月22日

田嶋 小梅さん

茅ヶ崎公園をモデルに「防災機能と居場所」が融合する空間をデザインした

田嶋 小梅さん

松風台在住 23歳

3月15日

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月1日0:00更新

  • 11月17日0:00更新

  • 11月10日0:00更新

茅ヶ崎版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

茅ヶ崎版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook