茅ヶ崎市戦没者遺族会(早川敏治会長=人物風土記で紹介)が、8月4日に茅ヶ崎公園内にある慰霊碑「平和の礎」で戦没者の慰霊参拝を行った。
戦没者遺族会とは
同会は日本遺族会の下部組織で、会員数は488人(2015年4月現在)。活動内容の主体は、戦没慰霊の顕彰と慰霊追悼、遺族の処遇向上、福祉増進など。毎年3月と8月に同所で慰霊参拝を行うほか、国や神奈川県、茅ヶ崎市が主催する戦没者追悼式に出席、靖国神社を参拝、会員の懇親、「茅ヶ崎遺族通信」の発行などを1年間で行っている。
今年も8月15日(土)に東京の日本武道館で行われる「戦没者追悼式」に代表6人が出席する。
「英霊」を追悼
この日の参加者は約40人。冒頭で副会長の橋本壽与さん(73)と川口進さん(81)が「今年は戦後70年と言われる節目の年。それぞれの気持ちで献花と慰霊参拝を」と挨拶し、全員で約15秒間の黙とうを行った。その後、献花台に一人ひとりが花を捧げ、参拝した。ミャンマーで戦死した祖父をもつ市内矢畑在住の池田志津さん(41)は「初めて参加したが、このようなことを茅ヶ崎でも行っていることを若い世代に知ってほしいと実感した。日本を築いてきてくれた先輩方に心から追悼の意を捧げます」と話した。「『終戦70年』と言うが、戦死の日時は全て異なる。節目として振返る機会だが、英霊を日々思う気持ちは持ち続けたい」と早川会長は話した。
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