今年創立65周年を迎え、湘南地域のバレエ文化の発展とともに歩んできた「乃羽バレエスクール(乃羽ひとみ校長)」。多くのプロダンサーを輩出してきた同校から今年も2人の生徒がプロの世界を目指し、より高い舞台である海外へと旅立っていく。
市内みずき在住の三橋匠さん(17・横浜学園高校3年)は、ドイツ・シュツットガルトにあるジョン・クランコバレエに2年間の予定で留学。三橋さんは小学校2年の時に乃羽バレエスクールに入り、レッスンをスタートさせた。踊りではクラシックが好きという三橋さん。「伝統ある学校で様々なカリキュラムが受けられたら」と話す三橋さんは「踊りは性格が表れるもの。内面が見える、自分本来の姿が伝わるような表現者になりたい」と落ち着いた口調で話した。
市内菱沼海岸在住の菊池はる乃さん(17・北鎌倉学園高校3年)は、イギリス・ロンドンにあるセントラルスクール・オブ・バレエに2年間の予定で留学。3歳で乃羽バレエスクールに入校し、バレエの道に入った菊池さん。現代的な踊りであるコンテンポラリーが好きだという菊池さんは、バレエの魅力について「ゴールがなくて、どこまでも奥深いところ」と話す。海外での勉強では「本場の空気に触れて感じたい。クラシックだけでなく、様々な踊りができるようになれば」と話した。
2人を送り出す乃羽ひとみ校長は「健康管理と、有意義な学園生活を送れるよう願っています」と期待を寄せる。
プロを目指す2人の挑戦は始まったばかり。来月には期待を胸に夢実現のためにそれぞれの留学先に向けて出発する。
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