茅ヶ崎出身で茅ヶ崎市音楽協会会長や湘南舞台芸術振興協会理事などを歴任したホルン奏者、故楠山光彦氏を偲ぶ追悼コンサートが8月28日、茅ヶ崎市民文化会館で開かれた。主催は湘南舞台芸術振興協会。
当日は楠山氏と親交のあった多くのアーティストが参加。楠山氏の門下生によるホルン四重奏で幕開けしたコンサートでは、楠山氏が30年余にわたり常任指揮者として携わった東京大学吹奏楽部の現役生やOBOGがにぎやかな演奏を繰り広げた。また、自らが結成したシャーンティ木管五重奏団の演奏ではピアニストでもある妻の裕子さんが加わり流麗な調べを天国の氏へ届けた。
コンサートの締め括りでは親交のあった乃羽バレエ団・乃羽バレエ団附属専門学校も加わり、チャイコフスキーの「花のワルツ」を演奏。華やかな踊りと美しい音の協演に観衆はいつまでも拍手を贈っていた。
コンサート終了後、妻の裕子さんは「本当に多くの方のご厚誼に感謝しています。主人がそこにいて一緒に演奏しているようでした」と少し目を潤ませて話していた。
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