鶴嶺中学校出身の長倉蓮君(17)=下町屋在住・人物風土記で紹介=に対し、8月31日に「茅ヶ崎市特別表彰」が贈られた。これは長倉君が東海大相模高校野球部の主将・キャッチャー(3年)として、8月20日まで阪神甲子園球場で行われた「第97回全国高等学校野球選手権大会」に出場し、優勝したことを受けたもの。
表彰式当日は父・伸さん、母・智子さん、東海大相模高野球部の田倉雅雄部長とともに茅ヶ崎市役所を訪れた長倉君。甲子園で使用した愛用のミットとバットを持参し、服部信明茅ヶ崎市長に優勝を報告した。
その後服部市長から表彰状と盾を受け取った長倉君は「地元から表彰して頂いて嬉しい。中学時代は藤沢の『湘南ボーイズ』、高校は相模原の『東海大相模』に通っていたので、少し地元から離れていました。でもこの夏、甲子園優勝後に茅ヶ崎駅に降り立ち、自分の名前の入った大きな横断幕を見て、地元に帰って来たんだと実感しました」と話した。また「様々な人に声を掛けて頂いて、改めて茅ヶ崎は良い街だと思った。両親をはじめ地元の方々に支えて頂いたからこそ、今回優勝できたのだと思います」と続けた。服部市長は「応援していました、おめでとう。この優勝は並大抵のことではありません。努力はもちろん、技術だけでなく精神的にも素晴らしいからこそ、今回の結果に繋がったのだと思います。今後も夢を追いかけて下さい」とエールを送った。
小学校時代に「鶴嶺ストロングボーイズ」で野球を始め、中学時代は「湘南ボーイズ」に所属した長倉君。今後は東海大学に進学する予定で「将来は野球で生活できるようになり、両親に恩返しができるよう頑張りたい」と力強く話した。
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